就職活動をするにあたって自己分析は必須とよく言われていますよね。
しかし多くの人が「自己分析の壁」にぶち当たっているのではないでしょうか。
そんな自己分析を効率的に進めてくれるのが「自己分析ツール」です。
質問に答えるだけで簡単に自分のことがわかるツールです。
今回はそんな自己分析ツールの
・自己分析ツールを10種類以上試してきた私がおすすめする自己分析ツール6選
を紹介していきたいと思います。
また、そもそも自己分析ツールってどんなものかまだわからないよという人は以下の記事をご覧ください。

この記事では
・メリット・デメリット
・効果的な使い方
についてまとめています。
Contents
おすすめの自己分析ツール6選
さっそく、個人的におすすめの自己分析ツールを6つ紹介していきたいと思います。
5つまで絞ろうと思ったんですが、どれも良いものなので絞り切れず6つになってしまいました(笑)
それぞれに特徴がしっかりあります。
キミスカ
1つ目はキミスカです。
キミスカは有名なオファーサイトの1つですが、「自己分析用のツール」もあるのです。
写真と自己PRが完成していれば適性検査を開始することが出来ます。
とりあえず適性検査がやりたければ適当に写真と自己PRを登録しましょう。後で変更も可能なので。
キミスカの特徴は以下の通り。
- ストレス耐性・価値観など様々な項目が数値化
- 自分にどんな仕事が合うか教えてくれる
- 診断結果を見た企業からオファーが来る
- インターン参加実績などでも企業から評価を貰える
設問は150問もあります。非常に多いです。しかしその分正確的な診断をしてくれるのもキミスカの特徴です。
客観的な自分の評価が知りたいけど、周りに聞くのはちょっと、、、て場合はキミスカの適性診断がわかりやすいし一番納得できる。
戦闘力が思いの外低くて、逆にモチベ上がったわ。 pic.twitter.com/FI1QKd31a8
— けんしろー。酒弱バーテンダー (@misatama5382) December 6, 2018
SNSの口コミも結構いいですね。
キミスカの自己分析項目は以下の通り。
・性格の傾向
・意欲の傾向
・思考力の傾向
・ストレス耐性
・価値観の傾向
・職務適性
自己分析に必要な項目ばかりです。
特に、価値観や意欲の傾向、思考の傾向はガクチカなどに絶対に必要です。(面接対策 学生時代頑張ったことの答え方【考えるべきポイントは10個】参考)
とりあえず1つ自己分析ツールを試したい!という方はキミスカに登録して診断を受けてみるといいですよ。
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実際に私がやってみた結果の画面がこちら。
〇〇が強みです!
というよりは各項目ごとに点数化されている感じです。平均値と比べられるので「程度がどれくらいか」理解しやすくていいですね。
点数の高いくつかの項目をピックアップして、企業によって使い分けるなどといった柔軟な対応も可能です。
また、職務適性も結果に出るので、「やりたいこと」「向いていること」を見つけるのに有効です。
例えば上の画像では「企画力や創造力を必要とする職務」の数値が高いですよね。
この数値から学生は自分に向いている仕事が「企画系の仕事」だということがわかります。
安心してください。
そういう仕事ができる企業があなたを見つけてくれるのです。
企業は「この項目の数値が高い学生がほしい」みたいな感じで学生を探しているのです。
そしてスカウトがあなたのもとに届くのです。
スカウトが来れば、「就活の持ち駒」が増えて不安感はなくなりますし、就活のモチベーションもあがります。
それがさらに自己分析の進捗にもつながります。
まとめコメントの言い回しは実際に選考でも活用していました。
実際私もキミスカの適性検査をやりましたが、今回厳選した自己分析ツールのなかでも個人的に一番しっくりくる検査結果が出ました。
効率的な就活がしたいという人はぜひ適性検査を受けてみてください!

詳細はこっちの記事で触れています。
とりあえず適性検査の正確性とそれに沿った魅力的なオファーが来るという点が、キミスカのおすすめポイントです。2~3月は企業からのオファーが増える時期です。今のうちに登録しておきましょう。
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エニアグラム
2つ目はエニアグラムを紹介します。
エニアグラムは個人の特性を9つに分類し、どのタイプに一番近いか数値化してくれる診断ツールとなっています。
エニアグラムのいいところは「手軽」かつ「丁寧」。
これにつきます。
もう少し具体的に特徴を見ていくとこんな感じ。
- 登録なしで即診断
- 当てはまる項目をチェックするだけ(90問)
- 選考で見られる観点から詳しく分析
- 自分に当てはまるタイプ以外も見ることが出来る
サイトを開くといきなり診断スタート
当てはまる項目にチェックしていきます。
問題数も90問とそんなに多くないですね。
さあ結果が出ました。
数字が大きければ大きいほど自分のタイプに近いということになります。
全タイプ見ることが出来るのもいいですね。
5番は「研究者」。そして詳しい…
こだわりという項目だけでもキーワードが13個もあります。
しかもまだまだ分析結果は続きます。
分析項目は以下の通り。
こだわり・決してないこと
されて嫌なこと
プラス面・マイナス面
リーダーシップの取り方
問題点
アドバイス
学ぶタイプ
象徴する色彩
職業適性
同じタイプの有名人
動機づけのポイント
指導のポイント
上の項目は面接やESなど、就職活動の選考にそのまま使えます。
例えば、強み・弱みだけでなく、「あなたのこだわりを教えてください」や「リーダーシップの取り方」は面接やESで頻出の質問です。
そんな時はエニアグラムの結果が非常に参考になりますね。
AnalyzeU̟⁺(Offerbox)
Offerboxというオファーサイトの診断ツールであるAnalyzeU⁺もおすすめのツールですね。
AnalyzeU⁺は25の項目から自分の強み・弱みを発見できるツールです。
Offerboxというサイトに登録すれば無料で診断を受けることが出来ます。
AnalyzeU⁺の特徴は、
- オファーが多数届く
- 強み・弱みについて詳しく分析
- 自己PRにつなげやすい
分析の項目は以下の通りです。
・前に踏み出す力
主体性、働きかけ力、実行力
・考え抜く力
課題発見力、計画力、想像力
・チームで働く力
発信力、傾聴力、柔軟性、情況把握力、規律性
・やり続ける力
タフネス、ひたむきさ、やり抜く力、物事を極める力、切り替える力
・周囲を牽引する力
本質を問う力、対策を講じる力、他者を説得する力、他者や組織を動かす力
・高め合う力
視座を高める力、関心を広げる力、共感力、踏み込む力、忍耐力
自己分析ツールとしては、「強み・弱み」の分析にたけているなという印象です。
自分にどんな能力が備わっているかが一目瞭然です。
また、強みをしっかりと言語化してくれるのもいいポイントです。
そしてこの診断結果を自己PRに繋げオファーを獲得するという流れが出来ています。
自己PRをどんな観点からすればいいのかも教えてくれるので、より効果的な自己PRが完成するのではないでしょうか。
そしてAnalyzeU⁺の大きな特徴が、分析結果を活かして自己PRを埋めれば、企業からオファーが届くこと。
オファーサイトが実施しているツールだからこその特徴ですね。
そしてどれくらいの企業が自分を見たか、そして実際にオファーを送るか検討したかなどをグラフで見ることが出来ます。
私は就職活動が6月に終了して、そこから手を付けずじまいなのであまりオファーは来ていません。
ただし、就活中のころは、1日複数のオファーもざらでした。
オファーの量で言えばトップレベルです。
そして企業の質も悪くない。
というのも、企業側もオファーを送る学生数に制限があるから。
本当に送りたい学生にしか送れない仕組みになっています。

詳細については上の記事からどうぞ。
ぜひぜひ試してみてください!
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m-gram
次に紹介するのがm-gramです。
こちらも登録なしで即診断を受けることが出来ます。
全105問の質問に「どれくらい当てはまるか」答えるものとなっています。
この診断ツールは強みや弱みというよりも「性格」を深堀するものですね。
m-gramの特徴は
- 即診断
- 性格が詳しく深堀される
- SNSでシェアしやすい
- 1日1項目メールで詳しく解説してくれる
- 有料でより詳しい深層心理の結果が見られる
診断結果は9つの正方形から構成される図で表示されます。
ハッシュタグが付いているように、診断結果はSNSで多くシェアされています。
ハッシュタグから同じような人を見つけてみたり、自分と違ったタイプの人から様々なことを学んだりもできます。
これはほかの診断ツールにはないものですね。
そしてm-gramは1日1項目メールで詳しく解説をしてくれるので、マイペースに自己分析したいという人にもおすすめです。
それぞれ長所と短所について詳しい分析結果がメールで送られてきます。
3E-P(iroots)
3E-Pテストとは、知的能力と性格・価値観を図るテストです。
主な特徴は以下の通り。
- キャリア志向を知ることが出来る
- 大企業からもオファーが届く(ガチ)
- シンクロリストで自分に合う企業探しができる
- 向いている職種なども示してくれる
- 矛盾した回答があると「一貫性」の項目に警告が出る
評価項目は、以下の6つです。
・キャリアタイプ指向性
・性格特性
・創造的思考性
・コミュニケーション能力
・エネルギー量
・ストレス耐性
3E-Pテストは上の項目からそれぞれ評価を行ってくれるツールです。
例えば、キャリアタイプ指向性の項目なら、「経営幹部」「アントレプレナー」などさらに細かい項目に対しての志向度が表示されています。
ここから自分がどんなキャリアを目指していきたいか、目指すべきなのかということを知ることが出来ます。
そして3E-Pを受ける1つの大きなメリットは、3E-Pを提供するirootsというサイトにプロフィールを書き込むと、自分の価値観や性格に共感した大企業からオファーが届くことです。
オファーサイトは数多くありますが、大企業からオファーをもらいたいなら個人的にirootsがおすすめです。
日本を代表する自動車メーカーや世界でもトップレベルの電子部品メーカーの裏インターンシップなど登録しておいて損は全くないと断言します。(笑)
逆に、「自分に合った企業を探す」という機能もあります。
自己分析ツールは自分の特性を知ることが出来ても、実際自分に合う企業を探すには、「オファーをもらう」しかありません。
しかし、irootsだと自分から企業を探しに行くことが出来るのです。
適職診断MATCH(マイナビ)
自己分析を活かして職種、企業探しがしたいのなら、マイナビの「適職診断MATCH」がおすすめです。
こ適職診断MATCHは、「パーソナリティ診断」と「バリュー(価値観)診断」の2つに分かれており、それぞれを診断した後に結果が出ます。
主な特徴は、
- 適職、向いている業界を教えてくれる
- 一緒に職種・業界が出来る
- 仕事に対する価値観が可視化されている
パーソナリティとバリュー診断後、
・総合診断結果
・仕事に求める価値観
・向いている職種ランキング
・向いている業種ランキング
それぞれの項目ごとに見ることが出来ます。
この診断結果から職種選びや業界選びに繋げていくことができるのは、適職診断MATCHの大きなメリットといえるでしょう。
バリュー診断はこんな感じ。
自分が仕事に何を求めているのかがわかります。
こちらが向いている職種ランキング。
職種についてはあまり詳しく分析できていない学生が多いので、向こうから適職を教えてくれることは非常に良いポイントですね。
向いている業界も教えてくれます。
もしかしたらあなたが考えてもいなかった適職が見つかるかも…
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「自己分析ツール」のメリット・デメリットやおすすめのツールを紹介していきました。
私は、いろんなツールを活用した自己分析をおすすめしています。
今回紹介した自己分析ツールに加え、他人の客観的な視点が必要だという人には、自己分析や選考対策をプロのアドバイザーがしてくれる【キャリアチケット】をおすすめします。
詳細はこちら

ぜひ様々なツールを活用して自己分析をすすめていくといいでしょう。