就職活動では、自己分析や学生時代頑張ったことを振り返るとともに「企業研究」が必要になります。
とはいえいきなり「企業の事を調べろ」と言われても何をすればわからないですよね。
そんな人のために企業研究によって
・「知るべき情報」
・「活用すべき媒体」
をまとめてみました。
Contents
企業研究をする意味
まず、本題に入る前に少しだけ「企業研究をする意味」を説明しておきたいと思います。
企業研究をする意味は大きく分けて2つあります。
自分に適した業界・企業・職種をさがすため
企業の選考に受かるため
企業は無数にあるわけですからそれを絞り込むという意味でも「企業研究」は必要ですよね。
いわゆる「天職」を見つける意味では必須です。
また、行きたい企業から内定を貰うためにも企業研究は必要です。
以上のような意味が企業研究にはあります。
次から本題に入ります。
企業・業界研究で調べるべき項目
企業研究を通じて知っておくべきことは大きく分けて3点です。
- 業界のこと
- 企業のこと
- 職種・働き方のこと
それぞれ詳しく見ていきましょう。
業界のこと
市場規模・推移
利益率平均
日系企業の存在感などなど
基本的にどれくらいの規模の業界なのか、そして「稼げる業界」なのかということを知っておく必要があります。
そして日系企業を選ぶなら、海外も含めた業界の中で日系企業が占めている割合などを知っておくことも必要です。
国内では2位だが世界で見ても2位の企業が、国内で1位だが世界で見れば10位の企業に比べて一概に魅力がないともいえませんよね。
企業のこと
売上、売上推移
利益、利益率
社員数
事業内容
シェア(業界内順位)
社風
福利厚生
給料
企業がどんな事業をしているかということは絶対に知っておかなければならない情報です。
また、働くうえで、「お金」のことは非常に重要ですよね。
企業の「給料」であったり「福利厚生」がどうなっているかを知ることも企業を選ぶうえでは有効になってきます。
そして「社風」を知ることも企業選びに非常に重要なポイントです。
詳しくは下記の記事をご覧ください!
・志望動機の「社風に惹かれた」は使い方次第で最強になりうる件
職種・働き方のこと
どんな職種があるか
業務内容はなにか
顧客は誰か
社内で一緒に仕事をするのは誰か
ノルマはあるか
自分が「誰と(誰に)、何をするか」ということを具体的にイメージできていると、入社後のギャップに苦しむことも少ないです。
例えば、「飲料メーカー」の顧客はスーパーや居酒屋ですので、実際に個人として相手をするのはスーパーや居酒屋の社員さんです。
また、経理部門や法務部門であれば、営業部門など社内の部署の人が仕事相手になります。
企業ブランドなどが自分にとっていくら魅力的でも、いざ自分が働くときにそれが魅力的かどうかはまた別の話ですので、職種の研究はしっかりしておきましょう。
活用すべき媒体
では、業界・企業・職種の事を知るためにどんな媒体を活用していけばいいのでしょうか。
業界研究におすすめの媒体
業界研究に関しては、ネットや四季報があればだいたいの情報は手に入れることができます。
ただし、定量的な「数字」の情報を見ているだけでは、読みとれる情報に限界があるので、情報サイトであったり、新聞、企業説明会を通じてより深い理解をしてもらえたらと思います。
ONECAREER・Unistyleなどの情報サイト
日経新聞
Newspics
本(四季報、業界研究本)
インターン
会社説明会
産業ごとの新聞
各業界ごとに、ニュースをまとめている新聞があります。
BtoBメーカーなどイマイチイメージのつかない業界は、産業新聞やそのツイッターアカウントを見てみると良いでしょう。(半導体メーカーについて知りたいなら電子デバイス産業新聞など)
また四季報については、四季報の効果的な使い方を知って就活をスムーズに進めようで詳しく説明していますので、ぜひこちらもごらんください。
企業研究におすすめの媒体
基本的な情報は業界研究と同じく手に入りやすさはあるのですが、「社風」に関してはネットだけでは具体的に知ることが難しい場合もあります。
そのため、座談会やOB訪問などリアルな場で、社員の方から聞き出すということもしておいたほうが良いですね。
HP、有価証券報告書、説明会資料
ONECAREER・Unistyleなどの情報サイト
口コミサイト(Vokers,就活会議、転職会議)
日経新聞
産業ごとの新聞
Newspics
インターン
OB訪問
会社説明会
座談会
職種・働き方研究におすすめの媒体
職種や働き方に関しては、HPなどに乗ってはいるのですが、社風や福利厚生などと同様にその情報は限られています。
そのため、実際に社員とあって話を聞いたりすることも必要になります。
ONECAREER・Unistyleなどの情報サイト
口コミサイト(Vokers,就活会議、転職会議)
本(四季報、業界研究本)
OB訪問
インターン
会社説明会
座談会
まとめ
以上が「企業・業界研究のやりかた」でした。
皆さんが就職活動をしていく上で絶対に必要となるのが「企業を知ること」です。
ただ名前だけで企業を選んでしまうのではなく、ぜひ多角的な視点を持って企業研究に取り組んでみてください。
もしかしたら運命の企業に出会えるかもしれません。