こんにちは。今回は「強みの見つけ方について」について説明していきたいと思います。「強み」に関しては、ESや面接でも必ずと言って聞かれるものの1つです。
もちろん企業としても、「会社に貢献してくれる」人材が欲しいわけですから、「強みを活かしてどのように貢献できるか」ということを見つけておかないと、内定を得ることはできません。
しかし、「強みなんてそう見つからない」であったり「うまく言葉にできない」という人は多いと思います。そんな人に向けて、私なりの「強みの見つけ方」を考えてみました。
Contents
強みには「3種類」ある
強みときくと、「粘り強さ」、「傾聴力」、「分析力」などが挙げられますよね。これらの強みはすべて同じカテゴリーにはありません。
強みには、大きく分けて「対課題力」「対人力」「対自分力」の3つの種類があります。上の例でいうと、粘り強さであれば「対自分力」、傾聴力であれば「対人力」、分析力であれば「対課題力」に分類することが出来るのです。
「対課題力」
課題を処理する能力のことです。テストで良い点をとるためにどうしてきましたか?部活で結果を出すためにはどのようなことをしてきましたか?などなど考えてみましょう。
「対人力」
人と接する際のコミュニケーション能力のことです。人間関係の中で発揮される能力となります。今まで人とどのように接してきたか振り返ってみましょう。
「対自分力」
自分がどんな考え方ができるか、どんな「行動」をとれるかという能力です。自分ひとりにかかわる能力ですので、今まで自分がどのように決断してきたかなどを振り返ると「対自分力」が見えてきます。強みを考えるにあたってはこの3つの方向から分析していくといいでしょう。
強みの探し方
では実査に強みを探すときにどのようなアプローチがある説明していきます。
・過去の経験から導き出す ・強み一覧から、自分の経験で活かされたものを探す ・診断系のツールから探す ・他者から聞く |
過去の経験から導き出す
部活動やサークル活動、ゼミ活動での経験を振り返り、そこから強みを見つけていく方法です。過去のどんな場面から強みを見出せるかというと、以下のような場面があります
・意思決定場面 ・関わる相手とどう接したか ・課題に対してどんな考え方をしたのか |
各活動から共通する強みであったり、確固たる強みを見つけ出せるというメリットがある一方で、強みを見つけ出すまでに時間がかかったり、結局まとまらない可能性があるというデメリットもあります。
強み一覧から当てはまりそうなものを選ぶ
強みの一覧から自分に当てはまりそうなものを選び、過去と経験と照らし合わせていく方法です。ある強みがどの経験においても活かせているようであれば、それは確固たる強みと言えます。
この方法で危険なのが、自分が始めに選んだ「当てはまりそうな強み」を無理やり経験にこじつけてしまう可能性があることです。
強みを選び、経験と照らし合わせたときに「意外とこの強みは活かせていないな」と気づいたらその強みにあまり固執しすぎず、次のものを探しましょう。
自己分析ツールを使う
自己分析ツールを使うことも一つの方法です。
自己分析ツールとは、自分の経験や行動、考え方に関するいくつかの質問から、強みや志向を分析してくれるツールの事です。
リクナビやオファーボックスなど、検索すれば自己分析ツールはいくらでも出てきます。自己分析ツールの良い所は、「強みが発揮される場面」をもれなく探し出してくれる点です。
そのため、思わぬ経験や自分の考え方から「自分が気付かなかった強み」が見つかる可能性があります。ただし、あくまで自分の「考え」や「経験」をもとに行われるため、「客観的な強み」を出すことは少し難しいです。
おすすめはキミスカです。
質問は150問と多いですが、その分とても正確な診断をしてくれます。
自分では気づかなかったり、言語化がなかなかできなかった強みがみつかるかもしれません。
登録は下のボタンからできます。
★こちらから登録★
他者から聞く
友達や先生、両親から「自分の強みは何だと思う?」と聞いてみましょう。この方法のメリットは「客観的な意見が得られる」事です。
強みを伝える面接やESでもそれを「本当かどうか」、そして「それを評価する」人は他者である面接官です。そのため、他者から見た自分の「強み」を知ることは必要です。
ただし、相手が自分をよく理解できていないと、「見当違いな結果」が出てくるということもあります。
また、他己分析ツールというものもあるので、友達などにお願いしてやってもらいましょう。
強み一覧
強みを「言語化できない、思いつかない」という人のために「強み一覧表」を作成しました。ぜひ参考にしていただけたらと思います。
一覧
対課題力 | 対人力 | 対自分力 |
論理的思考力 変革力 機動力 発想力 計画力 推進力 確動力 分析力
| 主張力 否定力 説得力 統率力 慶弔力 受容力 支援力 協調力 | 決断力 曖昧力 瞬発力 冒険力 忍耐力 規律力 持続力 慎重力 |
まとめ
以上が「強みの探し方」です。もちろんどの方法も試してみることは一番ではありますが、時間には限りがあると思うので、まずは自分に合うと思う方法でぜひ試してみてください!