就職活動をする中で、このように思った経験はありませんか?
今回はそんな「やりたいことが見つからない」あなたのために、
・やりたいことの見つけ方
・やりたいことがない人の就活戦略
を紹介していきたいと思います。
Contents
就活でやりたいことなんて見つからないと思う理由
就職活動では、よく「やりたい仕事を見つけよう!」というアドバイスを聞きます。
しかし、そう簡単に「やりたいこと」は見つかってりゃ苦労はしてない。
理由は、こんな感じ
・仕事を今までしたことがない
・そもそもやりたいことを見つけたとしても、どの企業で出来るかもわからない
仕事を今までしたことがない
「過去の経験」から自分が楽しかったことなどを思い出し、やりたいことを探す。
こういった方法はよくありますよね。
しかし、「サークル」での経験を「仕事」に適用することは果たしてそんなに正しいものなのでしょうか。
サークルで頑張れなかったことでもお金がもらえたら頑張れるし楽しいかもしれない。逆に、サークルで頑張れたことでも、「お金を貰えたらそれだけでいい」と頑張れなくなってしまう可能性も。
そんなことを考えていると自分のやりたいことなんて見つからなくて当たり前と思うようにある。
こんなことを私もよく考えていました。
そもそも「自己分析」ってそんなに信用できるのか?分析が正しいかもわからないのに、半年くらい考えただけでやりたい仕事を適当に絞り込んで可能性を狭めてしまう。
そんなやり方に嫌気がさしているのではないでしょうか。
そもそもやりたいことを見つけたとしても、どの企業で出来るかもわからない
こんな思いを抱えている人もおおいでしょう。
学生が嘘に嘘を塗り重ねるように、企業側も応募者を増やしたいがために、いいとこばかりをアピールします。
何度聞いたセリフでしょうか。
企業が積極的に情報開示を行わないがために「この企業では自分のやりたいことが出来ると思ってたのに…」と早々と転職を決めてしまう人も多いです。
このように、自分のやりたいことが仮に見つかったとしても、それが実現できる会社の事をどうやって見つかれば分からない。
そんなことだったら「やりたいこと」なんて探しても無駄だ。
そう思うこともあるのではないでしょうか。
やりたいことの見つけ方
やりたいことが見つからない。でも見つけなきゃ!
そう思っている人はどうすればいいのでしょうか。
今回はやりたいことを見つける2つのアプローチを紹介します。
自己分析よりも企業研究を優先させる
「自己分析」を信じすぎないこと。
これは1つ重要なポイントです。
自己分析とは基本的には過去の経験から自分が何に向いているか、今後どうしたいかを探ることです。
しかし、先ほども言ったように「過去の経験」は必ずしも「未来」につながるわけではないのです。
そのため、
「自分は昔○○だった」「部活で○○で頑張れた」→じゃあ「△△」が出来る仕事がいいな
このような考え方が必ずしもうまく行くわけではありません。
ずばり
自分起点で考えるのではなく、企業起点で考える。
つまりこういうことです。
✖過去の経験から自分のやりたいことを見つけて当てはまる企業を探す
◯企業研究を通してその企業で出来ることを知り、自分が魅力的だと感じた点を明らかにし、その理由を過去の経験などから探す
「やりたいことがない」人は、まず企業研究や業界研究を進めましょう。
ネットで情報収集を進めるのと、実際に「人から聞くこと」。どちらも重要です。
「その企業でどんな仕事ができるか」、「選考突破への鍵は何か」をまとめたサイトは下の3つ。
特にOnecareerはこのサイトから登録すると500円のAmazonギフト券がもらえるのでおすすめです。
OB訪問を使ったり、内定者に話を聞いたりするのもいいでしょう。
そこで、なんとなく「魅力的だと感じたこと」があればしっかりメモしておきましょう。
そして、「なぜ魅力的に感じたか」を自分の過去の経験などから照らし合わせて考えるとよりでしょう。
過去と未来が必ずしもつながるわけではないので、過去の経験に当てはまらなくてもいいですが。
ただ「やりたいこと」は、「その理由」とともに聞かれることが多いので、過去の体験からその理由を作るということは「選考に通る」ためには必要になってくると思います。
自己分析ツールを駆使する
自分で過去をいくら振り返ってもやりたいことはなかなか見つからない場合が多いです。
ただ、「やりたいことが潜在的にあってもそれに気づかないパターン」が潜んでいる可能性もあります。
客観的な視点から自己分析ができる診断ツールを使えば、やりたいことに出会えるかも。
ヘビーユーザーがおすすめする自己分析ツール6選でも様々な自己分析ツールを紹介していますが、とりあえず何か1つ登録しておきたいならおすすめはキミスカですね。

詳細はこちら。
数多く自己分析ツールを試してきましたが、キミスカの診断結果が一番納得できるものでした。すごく正確だと思います。
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やりたいことが分からない人の就活戦略
なかなかやりたいことが分からない人は無理に「やりたいこと」を探そうとしなくても構いません。
なかなか「やりたいこと」が見つからなくて不安になるかもしれませんが、ほかにも企業を選ぶ方法はたくさんあります!
・やりたくないことから考える
・自分を欲しいと思ってくれる企業に行く
・選択肢が広い企業・職種を選ぶ
・とりあえず筋を通す
・プロに任せる
やりたくないことから考える
「自分のやりたくない」ことは「やりたいこと」より見つかりやすいです。
例えば、「断られる前提で商品を売り込む営業はしんどそうだなあ」と思うのならば、「新規顧客への営業」がある企業を選ばなければいいのです。
このように、やりたくないことを探して、企業を絞るというやり方もあります。
詳細はこちらの記事をどうぞ。

自分を欲しいと思ってくれる企業に行く
やりたいことなんてないから企業が選べない…
そういった悩みがあるかもしれません。
しかし、企業は「やりたいことが明確な就活生」だけを評価するわけではありません。
学生時代頑張ったことや強み、価値観との適性などなど学生を評価する軸はいくらでもあります。
そのため、やりたいことがない人は「企業からのアプローチを待つこと」も選択肢としてはありです。
そしてそんな人のために「逆求人サイト」というものが存在します。
逆求人サイトとは企業が興味のある就活生に選考パスや面談などのスカウトを送るサービスのことです。
おすすめの逆求人サイトをヘビーユーザーが3つに厳選して紹介の記事で詳しく説明していますが、企業からオファーが来れば、その分持ち駒も増えますし、自信も付きます。
そしてオファーの来た企業の仕事に興味を持てるかもしれません。
その意味では登録する価値はあると思います。
先ほど紹介したキミスカも逆求人サイトの1つです。自己分析ツールもあってオファーの機能もあるんですよね。
選択肢が広い企業・業界を選ぶ
選択肢の広い業界企業を選ぶのもひとつの手だと思います。
選択肢の広い業界の特徴は以下の通り。
・様々な業界の顧客を持っている
・転職価値が高い
これに当てはまるのが、「コンサル業界」です。
コンサルティング業界は基本的に様々な企業の課題を解決する企業群の事です。
つまり、個人個人で携わる業界が様々です。一人で複数のプロジェクトに入ることもありますから、コンサル企業にいる間はいろいろな業界を見ることが出来ます。
そして「転職価値」も比較的高いので、コンサル業界で経験を積みながら自分のやりたいことを探し、転職するということも可能です。
ただし、基本的に結構激務なのでそこには気を付けたほうがいいかも。
筋を通す
やりたいことがない学生は、とりあえず「選考」用に、筋の通るエピソードや理由をこじつけると良いでしょう。
やりたいことがないのならば、「自分が一番筋を通しやすそうなこと」を言えばいいでしょう。
例えば、マーケティングにそんなこだわりを持っていなくても、それらしい理由を思いつくのであればそれを選考で言えばいいのです。
マーケティングが本当にやりたいと思っていても「かっこいいから!」などと言っている学生を企業が採るわけがありません。
そのため、一応でもいいので「筋の通った答え」を用意すると良いでしょう。
そんな答えは探せばいくらでもあります。就活経験者に聞くのもいいと思います。
プロに任せる
プロに任せるのが1つの手です。
プロのアドバイザーが色々企業を紹介しているのでそこから企業を見てみるのも1つです。
それで「なんとなくこの企業いいなあ」と思えたらそれで十分です。
あまり深く考えてもしょうがないのでね。
個人的におすすめのサービスが【キャリアチケット】です。
選考対策やES添削だけでなく意外といい企業の特別ルートなども紹介してくれます。
就職エージェント系ってどうしても評判とかきにしちゃうと思いますが、とりあえず一回行ってみてからしょうもなければ登録解除すればよし。
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とにかくこだわらなくてもいい場所はプロに任せて効率的な就活をしましょう。
まとめ
ここまで「やりたいことが見つからない」人に向けて解決策や就活の進め方を紹介していきました。
やりたいことは見つからなくても内定をもらえる学生は数多くいます。
あまり思いつめずほどほどに頑張ってみてはどうでしょうか。