ESや面接で落とされ続けて気づけば持ち駒(まだ受けられる企業)の数が減ってきて、「このまま就活をしても内定をもらえないんだろうか」と不安になっていませんか?
確かに周りの学生たちが内定をとっていくのを見ていると焦りが出るのもわかります。
そんな時に今自分は何をすればいいんだろうと悩む人は多いです。
また、これから受ける企業を増やすけれどどうやって企業を探せばいいのかわからないという悩みもあるんじゃないでしょうか。
そこで今回は、持ち駒となる企業が減ってきて不安になっている人に向けて
・就活で持ち駒がなくなってきた時にやるべきこと
・持ち駒の増やし方
この2つについて説明していきたいと思います。
Contents
就活の持ち駒が減ってきた時にやるべきこと
就活を進めていく中で、受けられる企業が減ってきて、このまま内定がないまま終わるんじゃないか…
こう不安になる前にやるべきことは、ただエントリーの数を増やすだけではありません。
闇雲にエントリーしたところでまた落とされてしまえばそれまでですからね。
確かに、自分について今一度振り返りましょうなんて言われても、劇的に改善することはなかなかありません。
選考対策も同じです。今までそれに苦労しているから持ち駒が減っているのであって、「しっかり選考対策をしましょう!」なんて言われても…って感じですよね。
そこで今回は、就活で持ち駒の数が減った時に、具体的に何をやるべきかいくつか紹介していきたいと思います。
妥協点を見つける
就活で持ち駒が少なくなってきた時にやるべきことの1つは、企業の選択肢を広げることです。
そうすれば内定を得られる確率は上がります。
そのためには、「妥協点を見つける」ことが必要です。
働くにあたって
・「自分が絶対に譲りたくない点」
・「ここなら妥協できるという点」
これらを探しましょう。
今、面接やESに落ちているのは、「理想が高すぎる」「条件が限定的すぎる」ことが原因かもしれないからです。
例えば、「食品業界で給料800万円以上の企業しか受けたくない!」という思いがあるとします。
ここで問いたいのは、
・なんで食品に絞っているのか
・700万以上じゃだめなのか
ということです。
持ち駒が減ってきた時、自分の求める条件を緩めることも必要です。
条件を緩めれば必然的に受ける企業の数も増えますし、難易度も易しくなります。
そのため、まずは自分の妥協できる・できないポイントを明らかにしておきましょう。
自分を探すための自己分析はやらない。自己開示の方法を学ぼう。
自己分析は、過去の経験から自分の強みや価値観を見つけるためのものです。
しかし、自己分析は完璧な答えなどが見つかることはありません。
そのため、企業の数が減ってきた今から「本当の自分」を探すことなんて時間の無駄です。
面接に落ちた、ESに落ちたからといって「自己分析が正しくないんだなあ」と思い込んでしますと、どんどん自己分析の沼にハマってしまう可能性があります。
だから、「自分を探す」のはほどほどにして、いかに「うまく伝えるか(自己開示の方法)」を学びましょう。
例えば、強みについて考えるとします。
選考に向けて、誰もが強みについて一度は考えたことはありますよね。
企業の駒数が減ってきたからといってまた新たに強みを考える必要はありません。
問題は、その強みの伝え方です。
ありきたりな答えになっていませんか?エピソードは本当にその強みに繋がりますか?
これらのほうが重要です。
・より具体的な伝え方になっているか
・エピソードとつながりが本当にあるのか
まずはこの2つを意識して、自分の強みや価値観について研鑽していきましょう。
例えば、「傾聴力が強み」というのではなく「個々のメンバーの思いを汲み取って行動できる」のほうがより具体的ですね。こんな感じです。
こうすれば持ち駒となる企業がどんどん減っていくということは少なくなるでしょう。持ち駒を増やすというよりこれ以上減らさない方法ですね。
それが内定への近道です。
選考対策・自己分析は人に頼るのが一番
振り返りはもちろん大事です。しかしひとりでやっていても、視野は狭まっていくばかりです。
そんな時は「他者に頼る」ことが一番です。
友人でも先輩でも就職エージェントでもなんでも構いません。
とりあえず、頼りましょう。
そこで、選考でうまく行っている点・うまく行かなかった点を明らかにしましょう。
ひとりだけで選考対策を進めても、これ以上進捗が生まれない!って時ありませんか?
何をしなければならないかわからない。するとどんどんモチベーションが下がってきて何もしたくなくなってしまいます。
こうなってしまえば就活は進みません。
そんな手詰まり感を解消してくれるのが他者です。
自分とはまたちがった視点からアドバイスをくれたりします。そうすると「自分がやるべきこと」が増えますよね。
やるべきことがあれば、就活へのモチベは多少なりとも上がるんじゃないでしょうか。
また、面接の対策法に関する記事も参考になるかと思います。面接が苦手な人をタイプに分け、それぞれの対策法を紹介しているので参考にしてみてください。

就活の持ち駒の増やし方
受けられる企業の数が減ってくると、新たに受ける企業を決めなくてはなりませんね。
最後に持ち駒の増やし方について色々紹介していきたいと思います。
四季報を見てエントリーする
今まで企業探しはどうやっていましたか?
知っている企業や、サイトでパッと目に入った企業だけにエントリーしていませんか?
しかし、それだけでは「自分にあっているかもしれない」企業を見落としている可能性があります。
そんな時は「就職四季報」を見て企業を探すことをおすすめします。
就職四季報のメリットはなんといっても「企業の網羅性」です。
5000社もの企業情報が載っています。
そして、企業の客観情報をもとにエントリーするといいでしょう。例えば、給料600万円以上の企業だけをピックアップしてエントリーするといったことが挙げられます。
あと、一つ伝えておきたいことは、知らない企業=悪い企業ではないということ。
自分が求める条件に当てはまるのならば、名前を聞いたことない企業でもエントリーすべきです。
世の中には、一般の人からの知名度は低い優良企業がたくさんあるからです。
特にBtoB企業なんかはそうですね。


誰もがよく知る企業に内定をもらったからといって成功ってわけでもないですからね。
逆求人サイトに登録してオファーをもらう
自分でエントリーして持ち駒を増やすのは結構常套手段です。
逆に、企業からスカウトしてもらうというパターンもありです。
つまり逆求人サイトを使うということです。
おすすめの逆求人サイトをヘビーユーザーが3つに厳選して紹介で詳しく話していますが、とりあえず、「持ち駒を増やしたい人」にこういった逆求人サイトはぴったりです。
スカウトを貰えると、自信も深まりますし、無内定への不安も解消されます。
なので、逆求人サイトには登録しておく価値があると思います。
ここでは一番スカウトが来るキミスカを紹介しておきます。

その真相については上の記事で説明しています。とにかく就活で内定を貰えるか不安になっているのなら、キミスカに登録してみましょう。
思っているよりもがんがんスカウトがきます。
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就職エージェントに紹介してもらう
中小企業やベンチャー企業に関しては四季報に載っていない場合があります。
こういった企業を探す時は、「就職エージェント」を利用すると良いでしょう。
就職エージェントは様々な企業とのコネクションがあるので、普通に探しても見つかりづらい企業を紹介してくれたりします。
持ち駒の増やしかたとしてはとても有効です。
また、選考対策や自己分析の手伝いもしてくれるので、使い方次第であなたの就活はよりよくなると思います。
おすすめは【キャリアチケット】です。
就職エージェント系ってどうしても評判とかきにしちゃうと思いますが、とりあえず一回行ってみてからしょうもなければ登録解除すればよし。
ちなみに運営会社は「レバレジーズ株式会社」という大きめのベンチャー企業で、優秀な東大生や京大生が数多く就職している企業です。
詳細はこちらから。

合同説明会に行ってみる
企業が複数集まって同時に説明を行う合同説明会に行くのもありです。
ネットで調べるよりもその企業の情報の「要点」をつかみやすいことがメリットです。
時間と体力を使うのが少しデメリットですが。
また、合同説明会には様々な形があります。
そのひとつがMeetsCompanyです。
MeetsCompanyとは、選考会兼合同説明会です。
詳細は以下の通り。
・イベント参加
企業が複数社集まって順番に説明を行う→各企業の座談会→選考パス・内定
・イベント後には就活アドバイザーがES添削や面接対策を行ってくれる
合同説明会で新たに企業を知れるだけでなく、同時に選考をすすめることができるのです。
エントリーしただけの企業を増やすだけでなく、実際に選考に進んだ企業を増やせるという意味で、非常に有効です。
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具体的な説明については以下の記事を御覧ください。

まとめ
以上、就活で「持ち駒が減ってきた人」がすべきことや、持ち駒の増やし方について説明してきました。
受けられる企業が減ってきたからといって焦りすぎる必要はありません。まだまだ就活は長いですから。
名だたる大企業は6月で選考を終わっているかもしれませんが、普通の企業なら採用活動を続けてくれているところが多いです。
選考に落ちたからといってあまり自分を責めすぎないようにしてくださいね。
助けてくれる人は周りにいっぱいいます。私もこの記事を通じて一つでもあなたの力になれたらいいなと思っています。