就職活動の面接が苦手なあなた。
「うまく話せない」「緊張して頭が真っ白になる」など原因は様々だと思います。
面接になかなか通らない場合、自分がなぜ面接が苦手なのか明らかにする必要があります。
今回はそんなあなたに向けて
・面接が苦手な人の特徴
・それぞれのタイプの人のための対策法(詳細は別リンクで)
この2つを紹介していきたいと思います。
Contents
「面接で苦手すぎる」あなたに伝えたいこと
まず、面接に通らない、面接が苦手すぎるというあなたに知ってほしい点を先にお伝えします。
- 苦手は克服できる
- 面接が苦手でも就職できないことはない
面接はどうやっても苦手。
そう思う人は多いです。
しかし、面接はしっかり対策すれば苦手を克服することは可能です。
ただ、克服法は人それぞれなので、まずはあなたに合う対策法を見つけることが重要です。
また、面接に苦手意識を持った人は就職できないわけではありません。
なぜなら「面接の上手い下手」で内定が出るかどうかが決まるわけではないからです。
面接官も精一杯あなたの人柄や価値観を引き出そうとしてくれます。
まずは、不安になりすぎないこと
これはどんな人にも共通です。
どのタイプの人にも当てはまる対策法
面接が苦手だと感じる最たる要因が経験不足です。
まず苦手を克服しようと思ったら「面接」を受けましょう。

面接を受けることのメリットは以下の通り。
・面接の形式自体になれる
・自己分析が進む
・ガクチカや志望動機をより質の良いものにできる
面接を受けることのメリットは非常に大きいです。
ただしこれは「次に活かせそうとする姿勢」が必要です。
その姿勢があれば、あとはフィードバックをもらうだけです。
詳細はこちらの記事をご覧ください!

面接に落ちることを引きずってしまう人は、就活支援団体の模擬面接セミナーや友人に見てもらうなどがいいでしょう。
面接に落ちても切り替えられる人なら、インターンや本命でない企業の面接を受けましょう。
合否も出るので面接対策を進めやすいです。
では、次にタイプ別に面接の苦手を克服する方法を紹介していきます。
面接が苦手な人の特徴
面接に苦手意識を持っている人にはいくつかの特徴があります。
まずは自分がどんなタイプかを理解しましょう。
面接が苦手な人のタイプは以下の通りです。
緊張する
話が長過ぎる
口下手でうまく説明できない
答え方がわからない
面接で話すネタがない
苦手パターン① 面接本番で緊張する
面接に向けて準備した。しかしいざ本番が近づくとなると心臓がどきどきしてくる。
そして面接中噛みまくってしまったり、志望動機が全部飛んでしまったり。
こういうタイプの人は、真面目で準備をしっかりするからこそ自己嫌悪に陥ることも多いです。
面接本番で緊張するあなたのための対策方法
では「緊張してしまう」人はどうすればいいのでしょうか。
緊張してしまう人は
・緊張しないための方法
・緊張してもうまく面接を乗り切る方法
この2種類の対策法を知る必要があります。
そもそも緊張することに悩みを抱える人はいくつか対策を講じているかもしれません。
そういった人は、「緊張とうまく付き合っていく方法」も考えておく必要があると思います。
結局「緊張すること」それ自体は別に悪いことではないですからね。
詳細はこちらにまとめています。

苦手パターン② 面接官の前で話過ぎる
話したいことはいっぱいあるけど、話が長くなりすぎる・まとまらないというタイプの人もいます。
思いを伝えすぎたいがあまり面接官の存在を忘れて話し続けたり、話す内容がどんどんずれていったり…
面接後に後悔するタイプです。
長く話すことが必ずしも悪いことではないのですが、やはり結論がぼやけやすくなるというデメリットがあります。
また面接官も長い話を聞いていると疲れてしまうこともあり、その場合いい印象を持たれない可能性もあります。
話過ぎるあなたのための対策法
- 結論への意識を強める
- 面接官の意図
- 面接官を誘導する
- 構造化して話す
まず絶対に意識しておかなければならないことが「意図のくみ取り」と「結論ファースト」です。
話が長くなりがちだと、結論がぼやけてしまいがちになるからですね。
どんな場面であれ常にこの2つは意識しておく必要があります。
ただし「意識」だけではそう簡単に「しゃべりすぎ」を克服することはできません。
簡潔さを意識しすぎてかえって伝えたいことを伝えられないという場合もありますからね。
つまり、「言いたいこと」と「簡潔性」を両立させる必要があるのです。
そこで活用できるのが、「誘導」と「構造化」です。
まず思考の整理ができていない人は、「構造化」を意識して話すとよいでしょう。
構造化して話すと以下のようになります。
志望動機は4つあります。
それは◯◯、△△、▢▢、✖✖の4つがあります。
◯◯については~~~
△△については~~~
…
大きなカテゴリーが4つあって1つ1つカテゴリの中身を見ていくという方法ですね。
この話し方であれば多少長くなっても面接官は聞くべき内容を用意に理解することが出来ます。
また、誘導とは自分の話したい内容を面接官に引き出してもらう方法です。
詳細は以下の記事をごらんください

苦手パターン③ 口下手でうまく説明できない
話過ぎる人とは逆に、口数が少なすぎて面接官に伝わり切らないという人もいるのではないでしょうか。
こういったタイプの人は話している最中に言葉に詰まってしまうことが多いです。
話たいことはあるのに言葉にできない…
面接官を待たせている感じがして気まずい…
など面接中に不安になっているのではないでしょうか。
口下手なあなたのための対策法
口下手な人がすべきことは2つ。
- 語彙を増やす
- 質問の意図に合った回答を意識する
1つ目は「語彙を増やすこと」
これが必須です。
そして語彙を増やしたいなら本を読めばいいのです。ただ本を読んで語彙を増やすには時間が必要です。
今回はより短期間で語彙を増やす方法を紹介したいと思います。
・1つの単語にくっつくフレーズ(枕詞)を用意する
・ESや体験談から使えるフレーズを探す
この2つです。
詳細はこちらからどうぞ。

苦手パターン④ 答え方がわからない
面接に向けてある程度準備はする。
けどいざ面接になって質問されたときに「何を答えるべきかわからない」と悩んでいる人もいると思います。
こういったタイプの人は何を答えればいいかわからず言葉に詰まってしまったり、沈黙の時間が長くなってしまいがちです。
答え方がわからないあなたのための対策法
面接官の質問に対して答えるべき内容がわからないという人は、「質問の意図」を知る必要があります。
質問の意図を知ることは答えるべき内容を理解することとほぼイコールです。
そのため面接で頻出の質問に対しては「なぜその質問をするのか」ということを考えてみてください。
また、想定していない質問が多いと感じている人は、単純に対策しきれていないという可能性があります。
面接でよく聞かれる質問に関しては以下の記事にまとめているのでぜひこちらをどうぞ。

また、「面接の質問ごとの意図と答え方」については以下に参考になる記事をまとめています。
苦手パターン⑤ そもそも面接で話すネタが思いつかない
面接本番云々の前に、そもそも話すネタがないと悩んでいる人は本当に多いです。
主に、「ガクチカ」「志望動機」「強み」なんてねーよと思っている人はこのタイプです。
話すネタがないから、面接の振り返りをしても「話す内容がそもそもないから無理じゃね」となってしまうパターン。
自分のことが思いつかない人
志望動機や企業のことは話せるけど、「自己PR」や「ガクチカ」など自分自信のことを話すことが苦手だというタイプ。
これはあまり自信のない人や、性格上穏やかで普段は自己開示をあまりしない人に多いです。
こういったタイプの人は面接官に自信のない学生だと思われてしまう可能性があります。
志望動機や企業のことが話せない人
自分のことが話せない人とは逆に、「企業のこと」がうまく話せない人もいます。
普段から人をほめることや持ち上げることが苦手な人に多いタイプです。
グループ面接などで「あの人めっちゃ媚びるやん…」と引いてしまう経験などがあればこのタイプに当てはまると思います(笑)
ガクチカがない人の対策法
「学生時代頑張ったこと」はどこの企業の面接でも聞かれることだと思います。
ただ学生時代遊んでしかいなかった、バイトしかしていなかったという人はガクチカに困っているでしょう。
もちろん長期インターンなど今からガクチカを作ることは可能です。
しかし、ガクチカは「何をしたか」より「その過程で自分がどう考えどう動いたのか」ということが重要。
- 自分の価値観
- モチベーションの源泉
- 強み
まずはこれらの3つがしっかりと伝わるガクチカならバイトでもなんでもOKです。
そしてガクチカで考えるべき内容はもっと多いのでそれらも併せて以下の記事をご覧ください!

ガクチカで書くべき内容とコツを丁寧に解説しています。
自分のことが話せない人の対策法
自己PRや自己紹介などが苦手。
そんな人は多いです。
これに関しては、まずは「自己分析を進める」ことが1つ重要になってきます。
しかし自己分析は一度深みにはまってしまえばなかなか抜け出せないので効率的に進める必要があります。
また、以下の記事では、自分を見つけてもらうためにいくつかの観点から一覧表を作成しています。
こちらをぜひどうぞ。



また、自己分析ツールを使って自分のことを知るという方法もあります。
以下におすすめの自己分析ツールをまとめているのでそこからぜひ自己分析をしてみてはどうでしょうか。

プロに任せるのが1つの手です。
もちろん全部任せるのはリスキーですが、「ホワイトな会社に行きたい!」とか「とりあえずメーカー」のようにざっくりとしたニーズになら対応してくれます。
個人的におすすめなのが【キャリアチケット】かな。
選考対策やES添削だけでなく意外といい企業の特別ルートなども紹介してくれます。
就職エージェント系ってどうしても評判とかきにしちゃうと思いますが、とりあえず一回行ってみてからしょうもなければ登録解除すればよし。
ちなみに運営会社は「レバレジーズ株式会社」という大きめのベンチャー企業で、優秀な東大生や京大生が数多く就職している企業です。
詳細はこちらから。

とにかくこだわらなくてもいい場所はプロに任せて効率的な就活をしましょう。
企業研究や志望動機が不安な人の対策法
企業研究や志望動機が不安な人もいると思います。
確かにこれらについては考えるべき点は多いです。
しかし、面接で聞かれる内容は非常に限られています。
- なぜその業界、企業、職種なのか
- 就活の軸は何か
以上の質問がほとんどです。
まずはこれらがしっかり詰められているかを確認しましょう。
詰める際に以下の記事が参考になると思います。





まとめ
今回は面接が苦手な人のための対策方法について詳しく書かせていただきました。
面接が苦手な人は面接経験を積むとともに
・「なぜ面接が苦手なのか」
・「自分に適した対策法」
を考えていくようにしましょう。
その中でこの記事を参考にしていただければと思います!