メーカー志望だけどインターンっていくべきなのかな…コンサルとかと違って内定直結でもないし…
こんな風にメーカーのインターンに参加すべきか迷っているあなた。
「参加しましょう」
今回はその理由について話をしていきたいと思います!
Contents
メーカーのインターンをおすすめする理由
私がメーカーのインターンシップをおすすめする理由は2つです。
・早期選考or特別ルートが参加者全員に与えられる
・企業研究が進む・自己分析が進む
その中でも特に上の「早期選考or特別ルートが与えられること」が、メーカーインターンをおすすめする最たる理由です!
早期選考or特別ルートが参加者全員に与えられる
企業のサイトには「このインターンは本選考とは一切関係ありません」と書いてありますが、もちろん嘘です。
実際に、内定者に占めるその企業のインターン経験者が50%以上となる企業もあります。
そしてメーカーのインターンの特徴は、「インターン参加者全員に早期選考ルートが与えられることが多い」ことです。
コンサルやベンチャーと異なるのは、「一部なのか、全員なのか」ということ。
コンサルやベンチャーでは、インターン参加者の中からさらに優秀な層に内定などを与えることが多いです。
それに対し、メーカーは、「その場で内定」とはいかない代わりに、「全員優遇する」という傾向があります。
「私の場合」
メーカー7社のインターンに参加
A社 面接1回免除(インターン参加者特別ルート)
B社 面接1回、グループワーク免除
C社 ES、面接1回免除
D社 ES免除
他三社は特になし
企業研究が進む&自己分析が進む
特に、複数日程のインターンの場合、企業は複数のプログラムをインターンで実施することができます。
「1日目は座談会でそれ以降は事業立案」のように。
座談会では、「仕事のリアル」を知ることが出来ますし、事業立案では、「その企業の事業の特徴や今後の可能性」について詳しく知ることが出来ます。
そして、普段サークル活動などは行っているが、「仕事のようなグループワーク」を体験していない人にとっては、インターンでのグループワークは非常に意義のあるものになります。
実際にグループワークを行って見て「自分の役割」や「強み・弱み」が見えてくることがあるからです。
その意味では、「自己分析も進む」と言えるでしょう。
もう1つ大きな意味をもつのが「説得力」です。
インターンに参加している学生「社風に惹かれました」
インターンに参加していない学生「インターンシップを通じて、私は御社の社風に惹かれました」
ここには大きな差が存在しています。それが「説得力」です。
サッカーを10年経験している人と初心者の人、どちらのアドバイスを聞きたいですかと言われると圧倒的に前者ですよね。それと同じです。
インターンシップに参加していれば、「インターンシップを通じて」という枕詞を付けるだけで説得力は大きく増すのです。
なぜ本選考直結なのか考えてみた
個人的な見解を1つ。
競合他社(不動産、商社)に対する学生の囲い込み
これがメーカーのインターンが本選考に直結する理由だと考えています。
そもそも、インターンシップの目的は主に以下の3点。
①企業のことを知ってもらう
②学生の様子を見る
③優秀な学生を囲い込む
☛①「企業のことを知ってもらう。」について
これは、企業の知名度によって変わります。
マス広告を打っているBtoC企業などは知名度があり、志望者も必然的に多くなるのですが、普段は目にすることがないようなBtoB企業ではこれを一つの目的としている企業も多いです。
ただし、お金をかけてインターンを実施するのですから、「学生に知ってもらう」ことだけが目的にはなりません。
☛②「学生の様子を見る」について
→人事にとって、応募してくる学生の層や雰囲気を知ることで、自分の企業がどのようにみられているのか、企業の学生へのブランディングが成功しているのか確認することができます。
また、若者をターゲットにビジネスを展開する企業にとってはターゲットである学生の趣味嗜好価値観がどのようなものか、そしてどのように変化しているのかを認識することも可能です。
☛③「優秀な学生を囲い込む」について
→メーカーというと就活感度の高くない学生にも門戸の開けたものになっているイメージかもしれません。
しかし、実際にはインターン参加者が早期選考に呼ばれたり、選考に通りやすかったりしており、早くから就職活動を始め、インターンに参加している学生が圧倒的に有利です。
学生を囲い込む最たる理由が先ほど言った「商社銀行不動産など競合となる日系大手へのけん制」となるのです。
特に商社や不動産などの人気業界は6月から選考が始まるところがほとんどです。
学生の心理としては「早めに内定をくれる企業」には多少なりとも心が揺れるものです。
そのため、少し早めに内定をだすことで、商社や不動産を受験する前に就職活動を終えてもらおうとしているのです。
ただし、ベンチャーや外資系銀行・コンサルの企業のように「インターンで活躍した」学生が内定を得るというよりは「インターンに参加した」学生が内定を貰いやすいという違いはあるので、まずは「インターンの選考に通過する」ことを目標にしてもいいと思います。
メーカーのインターンに参加した人が今後やるべきこと
メーカーのインターンは内定につながりやすいと言いましたが、インターン参加=内定ではありません。
私が言いたいのはインターンに参加した経験を活かして本選考に臨めば内定はぐっと近づくということです。
以下の項目は実際に私がインターン参加後にやったことです。
- インターンで得た学びを言語化
- 志望動機を補強
- インターン実績をキミスカに記入
インターンに参加した場合、「インターンでの学び」について聞かれることがあります。
その際に何も答えられないようだと、内定を得るためだけに参加したのだと思われかねません。
その企業や職種の魅力や、自分の適性とマッチしていることなどしっかり言語化しておきましょう。
また、先程も触れましたが、「インターンに参加すること」のメリットは、実際に企業の社員や仕事について疑似体験している点です。
そういった点を志望動機に盛り込むことで、志望度が高いことをさらにアピールすることが出来ます。
最後に1つ。
私はキミスカというサイトに登録していました。
キミスカとは、性格検査を受けたり自己PRを記入したりすることで様々な企業からオファーを貰える逆求人サイトです。

詳細は上の記事に書いています。
キミスカ独特の機能として、「インターン実績、選考状況」を記入する欄があります。
ここに自分が参加した企業のインターンを記入していました。
すると似たような業界の企業からオファーが来ることがあり、就活を効率的に進めることが出来ました。
まだ登録されていない方はぜひ登録してみてください!
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まとめ
以上、メーカーのインターンをおすすめする理由について書いていきました。
メーカー志望の方は、「まだ就活をやらなくていいか」という思考を一回ストップさせて、インターンに応募してみることをおすすめします。
後々就活を有利にすすめていけると思いますので!