学生
このように考えている人は多いのではないでしょうか。
そんなあなたのために「インターンに行く意味があるかどうか」考えてみました!
Contents
インターンに行く意味はある?ない?
「1Dayに意味はない」
「複数日程インターンシップは意味あり」
「インターンシップに行かない≠無内定」
「インターンシップに行く≠内定」
結論をまとめて申し上げますと、「行かない=無内定ではないが、時間があるなら中長期(2日以上)インターンは行って損はない」ということです。
「意味がある・ない」は業界や企業、そしてあなたの考え方によっても異なるために、一概には言えません。
ただし共通して言えることは、「インターンに行くことが無駄というわけではないこと」だと思います。
確かに、「インターンから直接内定を貰いたい」と思っている学生にとって、メーカーのインターンシップは「意味のないもの」になるかもしれませんね。
しかし、インターンには内定直結以外にも意味はあります。
今回は、「内定がインターンで出ない」ことを前提に読み進めていただけたらと思います。
複数日程インターンに行く意味とは?
- 面接慣れする☚インターン選考があるから
- 選考に有利になる☚インターン参加者特別のルートが存在する。
- 業界・企業研究、自己分析が進む☚プログラムが充実しているから
面接慣れする
複数日程のインターンは、参加できる「枠」に限りがあります。
そのため、企業は、ESや面接などの選考を実施します。
もし仮にインターン選考に落ちてしまっても「選考を受けた」という経験が本選考につながることが1つ目のメリットです。
失敗経験を次に活かすことができるのです。
面接やESのコツやテクニックだけを知って本選考に臨んでも実際の所はそううまくいかないです。
本選考は一度失敗してしまえば、後がない状況なのでインターン選考を受けないまま臨むと焦りや不安が生じます。
しかし、インターン選考を受けておけば、ESや面接、WEBテストをどうこなしていけばいいか感覚としてつかめるようになっていきます。
そのうえで本選考に臨むことができるのです。
選考に有利になる
インターン参加者には、内定が直接でなくても「インターン特別ルート」が用意されることがあります。
私は、夏冬合わせて10社程度インターンに行きましたがほとんどの企業が「1次面接免除」や「ES免除」でした。
外資系やベンチャー企業であれば、インターン参加者の中でも優遇の差がついています。
一方日系企業、とくにメーカーであれば、「参加した学生全員」に優遇が与えられる場合が多いように感じました。
業界・企業研究、自己分析が進む
1Dayインターンと違い、企業側も複数のプログラムをインターンで実施することができます。
「1日目は座談会でそれ以降は事業立案」のように。
事業立案や座談会は基本的に時間があればあるほど理解は深まります。
一方で1Dayインターンではその時間が多くないのです。
そして、普段サークル活動などは行っているが、「仕事のようなグループワーク」を体験していない人にとっては、インターンでのグループワークは非常に意義のあるものになります。
実際にグループワークを行って見て「自分の役割」や「強み・弱み」が見えてくることがあるからです。
その意味では、「自己分析も進む」と言えるでしょう。
もう1つ大きな意味をもつのが「説得力」です。
インターンに参加している学生「社風に惹かれました」
インターンに参加していない学生「社風に惹かれました」
ここには大きな差が存在しています。それが「説得力」です。
インターンシップに参加していれば、「インターンシップを通じて」という枕詞を付けるだけで説得力は大きく増すのです。
1Dayインターンが無駄な理由
1Dayインターンは基本的に行っても意味はないと思います。
もちろん1Dayインターンにもメリットはありますが、そのメリットがあまり大きくないことが理由です。
1Dayインターンは、複数日程のインターンのメリットを満たさない場合が多いです。
1Dayインターンは多くの場合、選考フローが短く、「ESのみ」であったり「選考なし」が多いです。
そのため、「選考慣れ」はあまり期待できません。
そして1日のみのインターンであれば、座談会や事業立案のプログラムを詰め込むことが難しくなり、学生と企業お互いがお互いの事をあまり知れないまま終わる可能性が高いです。
それならサイトやOB訪問で企業の事を知るほうが有意義ではないかと思います。
以上が1Dayインターンが「無駄」だと私が考える理由です。
インターンに参加しても内定がない人
インターンに行ったのに内定を貰えないということももちろんあります。
その特徴をまとめておきます。
・インターンで性格に難ありと判断された人
・本選考の対策を怠った人
インターンではグループワークが必ずと言っていいほどあります
インターンで、人のことを否定したり、自分勝手な行動をとっていれば人事からの印象は悪くなり、仮にインターン参加者特別ルートであっても落とされてしまう確率は高いでしょう。
グループワークには「慣れ」が必要ですから、そこまで話せなかったといって落ち込む必要はありません。
コンサルやベンチャー企業であれば「目立たない人」は「-評価」かもしれません。
一方日系大手であれば、「あまり話せない人」は「能力のない人」ではなく「慣れていないだけ」と判断してくれることがほとんどです。
そのため、協調性や自分なりの人柄を見せることができれば合格点です。
そしてインターンに参加したからもう内定を貰えると油断して何も対策をしなければもちろん選考には通りません。
インターンに参加した人は油断せず、インターンを振り返りつつ業界研究や自己分析をしっかり進めていけばいいと思います。
インターンに行かなくても内定を貰える人
・部活・留学をしていた人
・OB訪問を欠かさずしていた人
・選考対策をしっかりしてた人
正直のところ部活動や留学をしていれば、それだけで優遇されることもあります。
部活動であれば、部活と就活を両立していた先輩の協力も得やすいですしね。
インターンに行かなければならないから部活をやめるなどという必要は全くないと思います。
まとめ
今回は「インターンに行く意味」について考えていきました。
今回は様々な角度からインターンに行く意味というものを考えていきました。
インターンの重要性は人それぞれ感じ方は違います。
その中の1意見として参考にしていただければと思います。